社員ブログ
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作成日:2022/07/19
生目古墳群



プロ野球ソフトバンクホークスのキャンプに行った際、臨時駐車場として案内さ
れるまで生目に古墳群があるのは知りませんでした。

書店で「邪馬台国は宮崎市にあった!」というタイトルの本を見て、それじゃ行ってみようと思いました。

宮崎県民にとって、古墳といえば西都原ですが、生目も公園として整備され、資料館もあります。

しかし、私が行ったときは5組ぐらいで、犬の散歩と虫取りが目的の方たちでした。

説明をしてくださる人もいて、いろいろ教えていただきました。

生目古墳群には九州最大級の前方後円墳があり、なんと登れます。

「ぜひ登って下さい!」と言われたので、小高い丘のような古墳にのぼったのですが、古墳は墓なので、途中からなんとなく罰当たりのようなきがしてきました。

生目古墳群に行った目的は、作られた当初に再現された前方後円墳をみることでした。

現在見る古墳は土が覆って、木が繁っていますが、作られたときは葺石といって小さな石を敷き詰めたものでした。生目古墳の5号墳はそれが再現されています。

卑弥呼の墓ではないのかといわれている奈良の箸墓古墳は、日本書記に「昼は人が作り、夜は神が作った」と記されています。

草の茂る中、5号墳を見ながら、葺石が昼は太陽の光で輝き、夜は月の光に反射するのを想像しました。                
                                                                         ア村 巧