今年、念願の田んぼの植えつぎを行うことが出来ました❕
合羽を着て、田植え用の雨靴を履いて、タオルを首に巻いて、筋肉痛にはなりませんでしたが、雨の中 田んぼ１枚につき１回の尻もちをつきながら行いました。
今まで畑の大根掘りか芋掘りくらいしかしたことがなかったので、新鮮で足の感触に大声を出しながら、やっていきました。
私の住んでいる えびの市は、米どころとして有名で、以前お米の品評会で特Aを獲得して、学校の授業でもあるくらいで、植えつぎの時の苗の持ちかたから、足の運び方、その仕草は、とてもきれいです。

　そんなある日の午後、１本の電話がかかってきました。「 おんじょんぼ で手伝いに来とるとよ」という会話がありました。言葉がわからなかったので後で聞いてみました。
❝おんじょんぼ❞の漢字はなく、ひらがなでの言葉です。
諸説ありますが、
一つ目は、
❝おんじょ❞は老翁・・・年老いた男性のこと
❝んぼ❞は姥・・・老女のこと
これらの発音がなまって、変わった言い方が「おんじょんぼ」になったという説。
二つ目は、
❝おんじょ❞は生存夫婦の片われで、❝んぼ❞をつけることで２人になって夫婦の意味ともなる説。
他には、別れた奥さんのことを「後家(ごけ)」、別れた夫のことを「やまめ」とも言うようです。

昔の言葉や、その地域の習慣は現在とは違ってきていますが、いろんなことに興味を持って経験をして、吸収していけたらと思いました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　☆彡わらびー