作成日:2020/08/25
「粟田口霑笛竹」
「粟田口霑笛竹」は「あわだぐちしめすふえたけ」と読みます。
落語の演目です。
最近私は、落語を聞きながら寝ているのですが、この「粟田口霑笛竹」がとても良く眠れるのです。
なかでも、林家彦六師匠のものは心地よい眠りへと誘ってくれます。
古今亭志ん生、三遊亭円生、林家彦六の3人の名人を寝る前にはよく聞きます。3人とも明治生まれ、残された録音も晩年のものばかりで、録音状態の悪いものもあります。
しかし、その語り口は個性的で、噺が耳になじむというか、聞いてて気持ちがよいのです。
まだまだ残暑が続きますが、彦六師匠の震える声を聴きながら眠りにつきたいと思います。
ア村 巧