新型コロナウイルス感染症の影響で、自粛が続く中、釣りも行けず、キャンプにも行けずで、楽しい画像がとれませんでした。
なので、今回は堅いお話になりますが・・・・
昨今では、「オンライン〇〇」というのが、キーワードとなっているように思います。
良く耳にするのが、「オンライン授業」「オンライン飲み会」「オンライン申請」等ありますが、中には「オンラインカラオケ」や「オンラインウェディング」など面白いことをやっている方もいらっしゃいます。
今回はそのなかで、「オンライン診療」について取り上げてみます。
「オンライン診療」は、平成30年3月に指針が取りまとめられて、同年4月より保険診療適用となりました。
しかし、要件が厳しくて、あまり使われていなかったわけなんですが、今回の新型コロナウイルス感染症の蔓延を考慮し、4/17より初診でのオンライン診療が可能となりました。
もともと、オンライン診療を行う医師は相当の研修を受けなければならず、今回の指針は、この研修を受けなくても診療できますが、感染が収束して事務連絡が廃止された場合は、研修を受講した医師でなければオンライン診療できないこととされています。
オンライン診療は人との接触をせず、予約制のため、待ち時間もないことなどから、メリットばかりがとりだたされていますが、制限が厳しいこともさることながら、触診ができない分、誤診する可能性が高まることや、院外処方の場合、オンラインに対応した薬局でないと薬の配送ができなかったり、オンライン診療に対応したソフトの導入や、クレジット及びキャッシュレス決済の導入も考えないといけないといったデメリットも数多くあります。
このように、オンラインを通じてできることというのは、この先もまだまだ普及すると思いますが、SNSでの中傷誹謗等、オンライン診療でも同じで、プライバシーの保護と情報の公開とは表裏一体であることを、双方が認識して、それぞれの立場から有効である利用の仕方が今後確立されていければと思います。
Yoshi
作成日:2020/06/04
オンライン〇〇