社員ブログ
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作成日:2019/07/30
ゲシュタルト崩壊!!



最近、パソコンのせいで漢字が読めても書けなくなったと思っている方が私を含めて多くなっているようです。
さらには、曖昧な記憶のまま漢字を書いたら、合っているのに合っていないような気が・・・
この合っているのに同じ漢字を見続けていたら、なんだか違う気がしてくるといった現象にはちゃんとした名前があるのです。
それは「ゲシュタルト崩壊」と呼ばれています。
ゲシュタルト崩壊とは、ドイツ語で全体性を持ったまとまりある構造をゲシュタルトといい、
その図形などの全体性をもったまとまりある構造から全体性が失われ、各部分がバラバラに切り離して認識しなおされてしまう現象です。
ゲシュタルト崩壊は、文字そのものや同じ構造の文字だけに生じる傾向があります。
文字の対象を長時間見続けることにより、全体の形を把握するパターン認知機能が低下するために起こり得る現象です。
どんな人でもゲシュタルト崩壊を起こす可能性があります。
しかし、それが起きたとしても自信を持って書けるくらいの漢字力を身に着けたいです。
                                                    (TaT)