私が小さい頃にとてもよくしてくれた母方の叔母がいます。誕生日には毎年欠かさずプレゼントをくれ
ことあるごとに気にかけ、成長を見守ってくれました。

　その叔母は農家に嫁ぎ、私も進学→就職などで会う機会は数年に一回程度になり、私の中での叔母のイメージは昔のまま、やさしい叔母というものでした。

　正月に親戚の集まりに参加し、その叔母と話をすると、「消費税の申告が必要にもなったしこの時期は
大変だわ」と言っていました。聞くと、家族経営の事業の経理と申告は叔母が一手に引き受け申告も自分で全てしているとのことでした。

　消費税と所得税の確定申告には、ある一定の専門知識が必要です。叔母はこれまで経理総務の経験や、日商簿記の資格も持っていて、これまで毎年申告をしていく中でやり方を身につけ大変ながらも自分一人でできるようになったようです。

　「人は見かけによらない」といいますが、その言葉を実感として感じた正月でした。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　K．S