作成日:2018/11/27
人生の浮き沈み。
日を追うごとに寒くなってきました。
カルロス・ゴーン氏が有価証券報告書に役員報酬を5年で約50億円虚偽の記載をしていたとして東京地検特捜部に逮捕されました。
虚偽記載を指摘されている、日産の第115期平成26年3月決算の売上は3兆7378億円です、経常利益は4,572億円です。
この数字で、高額役員報酬への非難を怖れて10億円の役員報酬を誤魔化すというのは、カリスマ経営者と呼ばれてる人にしては、あまりにも気が小さい気がします。
ゴーン氏は容疑を否認しています。
「2万人の従業員の首を切ったコストカッターが、実は裏で私腹を肥やしていた。」というシナリオは,ゴーン氏を追い詰めることができるのでしょうか。
有価証券報告書の虚偽記載といえば。ライブドア事件です。これは、自己株式の売却を収入として計上して、赤字の会社を黒字にみせたというものでした。社長の堀江氏は2年6か月の実刑判決を受けています。
その時の特捜部の検事が,今度はゴーン氏の弁護士になっています。
ゴーン氏は東京拘置所に居ます。3畳の広さの独居房は基本暖房はありません、おまけに裸足です。食事は麦飯です。
昨日寒さで夜中に目が覚めた時、東京拘置所で布団にくるまるゴーン氏を想像しました。
崎村 巧