作成日:2018/11/20
クラウドファンディング
クラウドファンディングと言う言葉をご存知でしょうか?
クラウドファンディングとは、群衆のクラウドと資金調達のファンディングを掛け合わせた造語でインターネット上の不特定多数の人から資金調達する仕組みとして近年登場しました。
クラウドファンディングには、「投資型」「寄付型」「購入型」の3つの形態があります。
クラウドファンディングは3つの形態それぞれに会計上の扱いが異なります。
「投資型」については、支援した人が利益から配当という形で受け取りますので、金融商品取引法の規制となっているためハードルが高く事例がないので省きます。
「寄付型」については、支援した人が寄付として提供するため何の見返りはありません。そのため、受け取った側は「受贈益」として収益計上します。消費税については、寄付ですので不課税となります。
「購入型」については、将来の製品やサービスを受けるための対価として資金を提供するため、受け取った際には「前受金」として計上します。製品の引き渡しやサービス提供時に「売上高」に振り替えます。消費税については、売買取引と同じなので課税取引となります。
クラウドファンディングは新たなプロジェクトを世界中の誰でも応援できるツールです。
現在、クラウドファンディングによる資金調達は増加傾向にあります。
私たちもクラウドファンディングを理解してきちんとした対応していきたいと思います。
(TaT)