作成日:2017/12/28
忘れもの
今年は個人的に様々な事があり、引越しもしました。
その際、離れ離れになってしまった猫。
三年の付き合いで、引っ越すまではほぼ毎日寝食を共にしました。
飼い猫は餌をもらって生きる事にひとつも疑いを持たない動物と聞いたことがあります。
独立して生きられない甘い生き物と思う方もいるかもしれませんが、
別の見方をすると、飼い猫からは人間との関係を裏切ることはないという事です。
つまり、人間と飼い猫の関係が崩れるときは、ほとんどの場合が人間側に何かあったときと言えます。
今年、自らこういう立場になってみて、無念な気持ちになりました。
その猫はどうなったのかというと、兄弟に世話をしてもらうことになりました。
今でも時間が許すと会いに行っています。
私のことを覚えてくれているようで、すぐ近寄ってきます。
弱い者を守れる人間になりたいと思った出来事でした。
猫とは離れ離れになってしまったけど、この思いは来年へ持っていこうと思います。