作成日:2017/08/08
地上の星
神社巡りが趣味で、西諸小林地区の神社にも足を運んでいます。
さて、霧島を囲む神社の中には、岩を祀る神社も少なくありません。
@産婆石…皇子原神社(高原町)ドゥベ
A白蛇が住む岩座…霞神社(高原町)メラク
B神石…東霧島神社(都城市)フェクダ
C山田町池之原(現在は私有地の為確認できず)メグレズ
D割裂神石、陰陽石…母智丘神社(都城市)アリオト
E帝釈池の大蛇を封じ込めたとされる大石…金峯神社(曽於市)ミザール、アルコル
F姥石…住吉神社(曽於市)アルカイド
この七か所を線で結ぶと、↓のようになります。
見事に北斗七星の形をしています。
この七か所は全て小高い丘の上にあり、高千穂峰を望むことができます。(すべて足を運びました)
全てのい場所に、巨大な岩があるということは、昔運んだ人がいたということになります。
では、何のためにそんなことをしたのか。
一説によると、活発であった高千穂峰の火山を鎮めようと、水の結界を作ろうとしたのではないかという話があります。
ちょうど柄杓の水がたまる部分に御池があります。
柄杓の外には大淀川が流れており、その川の水をすくって御池を作った、そう見ることもできます。
また、天体図と照合すると、点と点の感覚もほぼ一致しており、天体図の天の川と一致する部分には、錦江湾へ流れ込む天降川(あもりがわ)と重なるようです。
私達が住むところに、こんなに神秘的な話があったことに嬉しく思います。