医療福祉業界ピックアップニュース
医療福祉業界ピックアップニュース
文書作成日:2018/11/29
80歳以上、男女ともに約2割が低栄養傾向

 厚生労働省より、「平成29年「国民健康・栄養調査」の結果」の概要が公表されています。

 この調査は毎年実施され、平成29年調査は全国5,149世帯を対象に平成29年11月に実施され、3,076世帯、6,007人から回答を得ています。身体状況の他、栄養摂取状況、生活習慣(食生活、身体活動、休養(睡眠)、飲酒、喫煙、歯の健康)について、調査した結果がまとめられています。

 ここでは、高齢者の栄養状態に関する結果に注目します。


【80歳以上は男女ともに約2割が低栄養傾向】

 この調査では、BMI≦20kg/uとなる場合を「低栄養傾向」と定義しています。

 65歳以上の低栄養傾向の割合は、男性で12.5%、女性で19.6%。

 このうち80歳以上は

  • 男性が17.3%
  • 女性が20.8%
となりました。

 目標とするBMIの範囲内にある高齢者の割合は、男性は5割を超えているものの、女性は70代で36.8%、80歳以上で37.2%に留まっています。


 骨格筋指数の平均値は、男女ともにたんぱく質摂取量が多い者ほど上位群が多く、肉体労働をしている時間が長い者ほど上位群が多くなっており、相関関係が確認されました。

 また、週に1回以上の外出の有無別に低栄養傾向の者の割合を見ると、女性においては若干の差しか確認できなかったものの、男性においては「外出なし」が「外出あり」よりも約20ポイント割合が高くなることが分かりました。


 調査結果の詳細は、以下のサイトでご覧いただけます。


厚生労働省「平成29年「国民健康・栄養調査」の結果」


※文書作成日時点での法令に基づく内容となっております。
  本情報の転載および著作権法に定められた条件以外の複製等を禁じます。