医療福祉業界ピックアップニュース
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文書作成日:2019/02/07
社会福祉施設におけるライフライン確保の視点1/停電・断水編

 近年では豪雨、台風、地震と災害が続き、停電や断水等による課題が顕在化しています。これを受け、2018年10月に厚生労働省は事務連絡「社会福祉施設等における災害時に備えたライフライン等の点検について」を発出し、社会福祉施設等に対し、ライフラインを確保するための対策を講じるよう呼び掛けています。


 今回はこの事務連絡の別添資料「社会福祉施設等における点検項目(例)」より、施設が停電と断水にどのように備えるべきかをご紹介します。


【停電への備え】

<非常用自家発電機関係>

@非常用自家発電機が有る場合

  • 燃料の備蓄と緊急時の燃料確保策(24時間営業のガソリンスタンド等の確認、非常用自家発電機の燃料供給に係る納入業者等との優先供給協定など)を講じているか。
  • 定期的な検査とともに、緊急時に問題なく使用できるよう性能の把握及び訓練をしているか。
A非常用自家発電機が無い場合
  • 医療的配慮が必要な入所者(人工呼吸器・酸素療法・喀痰吸引等)の有無、協力病院等との連携状況などを踏まえ、非常用自家発電機の要否を検討しているか。
  • 医療的配慮が必要な入所者がいる場合、非常用自家発電機の導入(難しければ、レンタル等の代替措置)を検討しているか。

<電灯(照明)関係>

  • 照明を確保するための十分な数の懐中電灯やランタン等の備蓄をしているか。

<防寒関係>

  • 石油(灯油)ストーブ等の代替暖房器具とその燃料を準備するとともに、毛布、携帯用カイロ、防寒具などの備蓄をしているか。

<介護機器・器具関係>

  • 医療機器等の予備バッテリー又は充電式や手動式の喀痰吸引器等の代替器具を準備しているか。
  • 人工透析患者に係る緊急時の対応、ニーズ、必要物資等を把握し、自治体の透析担当者や各透析施設等との連携体制が確保されているか。


【断水への備え】

<生活用水関係>

  • 近隣の給水場を確認し、大容量のポリタンク等の給水容器の準備をしているか。
  • 災害時協力井戸の確保(酒造会社等)をしているか。
  • 衛生面を考慮しつつ、地下水(井戸水)の利用の検討をしているか。
    (注)節水のため、食器を汚さないように使用するラップや紙皿などを備蓄しておくこと。
    (注)入浴は、緊急時には、ウェットティッシュによる清拭などによる代替手段を検討すること。

<飲料水関係>

  • 飲料水の備蓄をしているか。
    (注)災害時には、近隣からの避難者等の受入れにより、これらの者に対しても飲料水の提供が必要な場合があるため、利用者・職員分だけではなく、十分な数を備蓄しておくこと。

<汚水・下水関係>

  • 携帯トイレや簡易トイレ、オムツ等の備蓄をしているか。


参考:
公益社団法人 全国老人福祉施設協議会「【厚生労働省】社会福祉施設等にける災害時に備えたライフライン等の点検について


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